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2004年09月19日

反省を込めて。

(注):今回の雑記は、事情を知らない人にはさっぱりな話です。
本来、こんな場所にかくべきことではないかもしれませんし、
書いたって意味が無いのかも知れませんけれど、自戒と記録の意味もかねて書くことにしました。

先日、とあるサイトさんが閉鎖されました。
多少なりとも関わったモノとして、後味の悪さを噛みしめています。

その人が抱えていたトラブル。
それを解決しないまま、いろんなサイトを訪問し、
そんな意図はなかったにしろ、結果としてトラブルの火種を撒いていた彼に
「さっさと解決してきなさい」と私は口を出しました。
そのことが、この結末の一因だったかも知れないって思うと、慚愧に堪えません。

だから、ここにその人への言葉を残そうと思いました。
関係ない人にはただ聞き苦しいだけの言葉ですので、見ないことをお勧めします。

――――――

正直に言えば、わたしは、あなたの作品が好きではありませんでした。
創作に対するスタンスも、相容れないものだと思っていました。
今更かもしれませんが、ちゃんとそのことを記しておきます。

でも、そのことで、あなたの創作活動が無為であったというつもりはありません。
あなたの作品を、大勢の人が認めて、楽しんでくれたことは事実です。
そのことは、凄いと思いますし、胸を張っていてくださいって、そう思います。

だから、あなたの今までが無為であったとは決して思いません。
長期にわたる連載をちゃんと完結されていたことは、尊敬します。

今回のトラブルだって、原因があなたの二次創作だけに起因するもので
あれば、口を出すつもりなんか無かったんです。

問題だったと私が思っているのは、
言ってしまえば、あなたの他人に対する態度です。

二次創作に限定して言えば、
あなたを否定する人を、否定してしまうことはしてはいけなかったハズなんです。

あなたの二次創作のスタンスが原作の否定であったというのなら、
他の人があなたの作品を否定しても、それは受け入れなければいけないことだったハズでしょう?
自分が抱き、表した感情を、他の人が抱いて、表してはいけないなんて
そんなことは言ってはいけないはずだと思うのです。

あるいは、そんな他人からの作品への否定を、はね除けるのなら、
それは、それでもよかったのかもしれません。
ただし、それは、あなたが孤立している人であったのなら、という条件で、です。

でも、あなたは交わりを求めていたはずです。
読者には感想を、作家には交流を、求めていましたよね?

なら、自分の態度が、周囲の人にどんな影響を与えるのか、
人と交わるのなら、そのことを少しでも考えなければいけなかったはずなんです。

所詮、ネットの世界のつながりだから。

言ってしまえば、それまでかもしれません。
でも、そこで創作を営むのなら、そこでつながりを求めたのなら、
ディスプレイの向こう側で、書き記された文字の向こう側で、
どんな人が、何を思って、あなたに繋がっていたのか。

それをほんの少しだけ、考えて欲しかったって、そう思います。

勿論、それは私にもあてはまることだって、判っています。
このことを、ちゃんと伝えるべきだったのに、逃げていた。
正面から言わずに、物陰から陰口を叩くしかできなかった。

あなたに少しでも関わっていた者として、その事はお詫びしたいと思います。

何を言っても今更で。
もう決して、こんな所なんてみないのかもしれませんけれど。

それでも、いつか目に触れることを願って。
お詫びと、さようならと、自戒の気持ちを込めて、ここに言葉を記します。

ごめんなさい。
長い間、お疲れ様でした。
お互い、もっと人を思いやれる人間になれるように生きましょう。

投稿者 sukei : 2004年09月19日 22:37

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